あなたの家計診断と人生設計>ちょっとした節税の方法

税務署で確定申告を実施し、節税をやっていきましょう。
住宅ローン減税など有名な減税処置がありますが、ここでは
確定申告で税金が優遇される２つについて紹介します。

�@医療費控除
１月１日から１２月３１日までの１年間の医療費が１０万円を
超えた場合は所得税の還付申告を行うことにより、お金が
戻ってきます。
ここでのポイントは病院で払ったお金だけでは
ないところです。風邪を引いたときの風邪薬、胃腸薬など
治療のための医薬品も対象となります。他には、通院のための
タクシー代、本人だけでなく子供に付き添った親のタクシー
代なども含まれます。また扶養家族の全員分などで大学生で
別居している子供、扶養している親の医療費も対象になります。

�A株式などの損益通算
株、投資信託、先物取引などの売却で利益が出たり、
損が出たりしたときに損益通算（利益−損失）で税金を計算する
ことが出来るようになりました。
また事前に損失を申告しておけば、損失が繰り延べされ、
翌年以降3年間、損益通算ができます。一度損金が大きく出て
その後利益が出た場合も損が無くなるまで課税されなくなるのです。
税務署で聞くと申告の仕方、必要書類はガイドしてくれます。