あなたの家計診断と人生設計>死亡時の保障・保険を考える

生命保険の選択については、ライフプランを考えるうえで、とても
重要になってきます。まず独身のときから高額な生命保険に加入
する必要はありません。大事なのは結婚してから、特に子供ができて
からと言えるでしょう。

まず、生命保険の選択をする前に、まず保険以外に入ってくるお金が
あります。

（１）国民年金に加入している場合
　18歳未満の子供がいる妻は「遺族基礎年金」が支払われます。
　支給額は788,900円（平成23年度）で、子供2人までは227,000円
　が加算され、妻と子供一人の場合は年間約１００万円あまりの
支給となります。

（２）厚生年金
　夫の会社の厚生年金に加入している場合は「遺族厚生年金」と
「遺族基礎年金」が支払われます。年金額は勤続年数や死亡時の
夫の収入によります。勤続年数が長く、収入が多い人のほうが多く
支給されるわけです。金額は夫の給料が35万円だった場合、
妻と子供2人で年間180万円あまりぐらいが目安です。

また死亡退職金として、退職金が支給されます。自己都合の退職金
の金額に少しプラスされて支払われることが多いようです。
夫が今会社を辞めたら、退職金がいくらでるか把握しておきましょう。